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迷い羊の川流れ

一時の恥と引き換えに日本語を書く能力を得たいブログ

話数単位で選ぶ2014年TVアニメ10選

あけましておめでとうございます。ブログ開設1発目のネタとしてついったにあげていた私的話数単位14年アニメ10選を、昨年の振り返りをかねて選んでみました。

ネタ元の記事は末尾に記載。

 

ルールは以下の通り。

 

  • 2014年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選ぶ
  • 1作品につき上限1話。
  • 順位はつけない。
 

 

 天体のメソッド 6話 「本当の友達」

 脚本:久弥直樹 絵コンテ:島津裕行 演出:江副仁美、博史池畠 作画監督:寺尾憲治

温泉回。といってもサービスシーン薄目だったけど。

ノエルとの交流を通して描かれた汐音の柔らかい一面が伺えた回だった。過去の事故を自分のせいにしてしまい頑なに周囲に反発を続けていた柚希が乃々香にビンタしてもらうことでけじめをつけることで自分を許すことができるようになったのが共感できた。

 

 アルドノア・ゼロ  3話 「戦場の子供たち -The Children's Echelon-」

脚本:虚淵玄 絵コンテ:あおきえい、笹嶋啓一 演出:加藤誠 作画監督:猪股雅美、小林真平、油井徹太郎、奈須一裕、垣ノ内成美

VSトリルラン卿。未知のテクノロジーを擁する強大な敵相手にレジスタンスが知略をめぐらせ打ち倒すというシチュエーション。これで燃えないわけがない!

決戦前夜のイナホとインコの会話や出撃前のメモ書きに表情がゆるむシーンなど、感情を表にださないイナホの感情が伺えるシーンが好き。イナホは感情がないというよりは表に出てこないだけなのかなとも思うが、そのへんは2期で語られるのだろうか。
っていうかあの結末でイナホや姫様やスレインは出てくるのだろうか。PVには映ってたけど…
賛否あるが、1期のキャラはみんな好きなので死なないでいてほしいなあ。

 

 少年ハリウッド 10話 「ときめきミュージックルーム」

 脚本:橋口いくよ 演出:長屋誠志郎 作画監督:小園菜穂、新田靖成、野道佳代、竹森由加、谷津美弥子

30分まるまる音楽番組という構成に度肝を抜かれた回。主役ユニットがトーク入れても5分弱ぐらいしか出番がなく、しかもほかの時間は関係ない架空のアーティスト(!)という扱いの悪さには驚きだった。
少ハリという作品は1話から各登場人物のキャラ性が薄く、アイドルものにしてはものたりないと思っていたが、実はそれこそ制作陣の罠で、普通の少年がアイドルになっていくはなしだと理解できてからは面白くなってきたように思う。
そのことに気づく契機となった5話と迷ったが、よりインパクトの強かった10話を。

 

 selector spread WIXOSS 10話  「このぬくもりは限界」

 脚本:岡田麿里 コンテ・演出:吉田りさ子 総作画監督:吉田優子、冨岡寛

真・蒼井晶発狂&ユキ命名回。
特に浦添伊緒奈(CV能登)との会話からのユキ命名の流れがお気に入り。
ユキの命名由来となった雪は繭との思い出が元になっていて、るうや一衣達も繭のしでかしたことは許せなくても、その思い出を拒絶することはなく、むしろ繭との思い出をユキの大事な要素として受け入れたうえでこの名前つけているということの重み。selectorは基本救いのない展開を見せる作品だが、過酷な状況にあっても慈しみを失わない彼女たちの在り方に救いを見た回だった。

 遊☆戯☆王ARC-V 32話 「熱戦!エンタメデュエルショー!!」

 脚本:広田弘毅 絵コンテ:町田俊輔 演出:武藤公春 作画監督:川村裕哉

VSネオニュー沢渡回。流石っすよォ沢渡さん!
次の展開が読めないようなわくわく感、まさに遊矢の目指すエンタメデュエルを体現した回だった。序盤で小物っぷりを見せていたはずの沢渡さんが魅せるエンタメデュエルをめざし時には敵の遊矢を叱咤し切磋琢磨できる良きライバルに変貌していた展開にも驚愕。
最近のARC-VはVS権現坂、素良VS隼などわくわくするデュエル回が多く、今後の展開も楽しみな作品になっていると思う。

 

普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。 12話 「【ろこどる】やってみた」

 脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:田所修、佐藤篤志 演出:平峯義大 総作画監督:岩本里奈

 ろこどるサミット回。ライブステージで披露した「流川ガールズソング」で見せるパフォーマンスにはもはやステージ上で右往左往していたななこの姿はなく、ゆかりとの息のあった様子に成長が感じられ、とてもほほえましい気持ちにさせられる回だった。

サミットのみならず、とんぼ返りで駆け付けた夏祭りでの交流には【ろこどる】であるからこその温かい交流にとても和んだ。

この回のみならず【ろこどる】には和み要素が多かったが、特にななことゆかりの中の良さはまさに「百合未満」といえるような絶妙なニヤニヤ要素に仕上げられていて毎回悶絶させられた。

 

 ご注文はうさぎですか? 10話 「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」

 脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ・演出:益山亮司 作画監督:中田正彦、竹田直樹

 チマメ隊回。チノ・マヤ・リゼの妹組のキュートさに終始やられっぱなしだった。キャラデザの魅力もさることながら、ココアへの依存度を深めていくチノや独特のテンポ感で展開に幅を与えたブルーマウンテンさんなどの人間関係性にも魅力の多い作品だったように思う。あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃあ~

 

 蟲師 特別編 「日蝕む翳」

 脚本:漆原友紀 絵コンテ:長浜博史 演出:そ~とめこういちろう、長浜博史 作画監督:安彦英二、杉光登、馬越嘉彦

 日蝕とそれにまつわる少女たちの擦れ違いと和解を描いた回。

 蟲師という作品の空気感を体現するかのような巧みな陰影の使い分けと淡々と進む中にもふとした瞬間に人物の心情をうかがわせるような会話に魅了された回だった。重苦しい展開であっても最後にハッピーエンドで終わったことに安堵し、視聴後に爽快な気持ちにさせてくれる回だった。蟲師続章も視聴後に独特の余韻が残るようなエピソードが多く、特に存在感を感じる作品だった。

 

 SHIROBAKO 12話 「えくそだす・クリスマス」

 脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:倉川英揚 作画監督:川面恒介、川村夏生、神崎舞人

 杉江翁無双回。杉江翁の淡々とした語り口の中にも時代に取り残されてしまったことへの悲哀とそれでも自分にしかできないことを得たことへの充実感を感じ胸が熱くなった。急ピッチでえくそだす最終回が仕上がっていく様は過程ひとつひとつに興奮し、アニメを作ることの大変さとやりがいが画面から伝わってくる出来だった。2クール目の展開にも期待。 

 

 凪のあすから 14話 「約束の日」

 脚本:岡田麿里 絵コンテ:佐藤卓哉 演出:菅沼芙実彦 作画監督:川面恒介、大東百合恵、小島明日香、川口千里 

 第2部開幕、冬眠した汐鹿生と数年後のちさき達を描いた回。冬眠し常時雪の降るもの哀しい汐鹿生の風景と成長した彼らのありさまを淡々と描いていたのが印象的。衝撃的な展開でありながら画面構成や脚本は極めて抑制的で、それが逆に人物が欠けてしまったことや数年間での変化を浮かび上がらせていた。

 

 

劇場版作品で特に印象が強かったのはWake Up,Girls! 7人のアイドル」。正直期待しないて見たが全く想定外のことに王道のアイドルものとして非常に完成された展開で感動すら覚えたほど。今期はアイドルものが数多く、中には合わないと思う作品もあったが、「アイドルとは何か」「アイドルの在り方とは何か」という問いに向き合おうとする姿勢が感じられて、アイドルに疎い自分でも共感できる作品だったともう。住んでる場所が場所なのであまりほかの劇場作品は見ていないけど、それでもこれ以上の作品はなかなかないのではないかと思う。

10選も選ぶのは一苦労だったが、記憶を掘り返し掘り返し印象的な作品を思い返す作業は充実感が得られる作業だった。

 


話数単位で選ぶ、TVアニメ10選等: 新米小僧の見習日記